スコーレNo.4
宮下 奈都
光文社 (2007/01/20)
売り上げランキング: 136461
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おすすめ度の平均: 

おしつけがましくない成長物語
見事な成長小説。傑作!
家族・恋・仕事・そして自分なりの答要は男が変るごとに、学校を卒業するんやな。
と身も蓋もないことを書いたけど、よかった。
こんな一節が心に残った。
一緒に暮らしている祖母のお決まりごと。
朝起きたときに飲みたいお茶が決まっていればその日は一日いい日になる。
慣れない仕事に悩む麻子を描いた箇所。
居場所をきれいに整えることは、居心地をよくしてその場所を味方につけるようなものだ。 川の近くのあの古い家と祖母に叩き込まれた教えだ。もしもまわりに味方がいないのだとしたら、なおさら場所の援護が必要だった。
一人暮らしの気楽さを描きつつも、その侘しさを感じ始めているこんな箇所。
会社を出れば、風はやわらかい。アパートに帰り、部屋の鍵を開けるとき、私は自由だ。音楽をかけ、お湯を沸かす。靴を磨く。 お米を研ぐ。本を読む。何をするにも私はひとりで、ちんとした暮らしをまわしていく。自分の爪先のあたりだけを見ていればいい。
話としては、やはり就職してからがいい。
輸入貿易商社に入って、すぐ高級靴屋にまわされる。
そこでの販売員生活が一番読ませる。
最後は、家族の、そして古い家の「お帰りなさい」が聞こえる。
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Comments
こんばんは。
トラックバックさせていただきました。
表示されないようなので、URLを置かせていただきますね。
http://1iki.blog19.fc2.com/blog-entry-886.html
トラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
Posted by: 藍色 | 2009.05.29 at 04:05 AM
トラックバックが未到着でした。
お手数ですが再トラックバックしてくださいますか?
Posted by: 藍色 | 2009.06.01 at 12:24 AM